2004年11月21日
ノア ディファ有明大会を観戦
招待券でノア ディファ有明大会を観戦。
結果は以下の通り。
(ノアホームページより)
ノアにとってのディファ有明は他団体の後楽園ホール的な位置づけなのかと勝手に思っていた旧全日本系団体嫌いのhanadiさんでしたが、思い込みは見事に裏切られましたです。
第一試合の永源サンの試合はともかく、三沢対鈴木戦を除き笑いの起こる試合ばかり。
緊張感や緊迫感のある試合はほとんどなく、ノアにとっての有明はかつての新日本での大田区体育館や荏原記念体育館のような都市圏地方興行のような位置づけなのだと、休憩後も試合の様相が全く変わらない興行を見て、ようやく理解する。
全8試合のうち、あまりのつまらなさに睡魔に襲われること数回。
私が感じたつまらなさは同行した人間も同様のようであったが、盛んに声援を送る方たちもいて、これが噂に聞くノアヲタなのだと実感。
唯一面白かったのは社長三沢に掟破りのタイガードライバーを炸裂させた鈴木鼓太郎に対し、三沢が首が吹っ飛ぶのではないかと思わせるエルボーと駆け出しの新人にここまでやるかと思わせるエメラルド・フロウジョンを食らわせた第5試合のみ。
KENTAや丸藤を期待して見ていたのだが、アクロバティックな動きはともかく軽さが目立つ。
ジュニアの選手は、ほとんど皆同じ挙動をするのが見ていて飽きる理由のひとつ。
ベテランの域に達している佐野と斉藤は太っているのにびっくり。
斉藤はよくここまでの選手になったなぁと感心。
池田はラリアットとキックのみの荒れた試合。バトラーツ時代の方がおもしろかったかも。
第6試合の小橋戦終了後に席を立つ女性客も多く、今やプロレスの楽しみ方も多様化しているのだなとしみじみ。
こんな散漫な興行を見せられた日には、酷評した新日本大阪ドーム大会も立派に見えてくる。
タダで観戦したから言うわけではないが、正直あのような試合で乗れる観客のセンスがわからない。
昔の新日本の地方興行も手抜きで有名だったが、有明であそこまでリラックスした試合を見せられると、東京ドームなどの大会場興行でのノアの高評価もなんなんだかなぁと思わざるを得ない興行でございました。
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