2006年08月14日
天山がG1を制した先に何があるのか
宿敵・小島倒した!天山 全勝V新日本プロレスの“真夏の祭典”G1クライマックス最終日が13日、東京・両国国技館で行われた。満員の1万1000人観客が見守る中行われた決勝では、天山広吉(35)がかつての盟友で全日本から外敵として参加している小島聡(35)を撃破。2年ぶり3度目の優勝を飾るとともに96年の長州以来となる全勝優勝を達成した。
新日本の夏の祭典 、「G1クライマックス」。'06年の覇者は天山。
準決勝に残った顔ぶれによっては、会場に足を運ぶか スカパーのPPVでも見ようかと思っていたのだが、両方とも取りやめ。
ちょっと というか かなり 興味わかないし。
勝者については、よりによって「天山かよ」という感じ。
外様の小島に優勝させる懐の深さが今の新日本にあるわけもなく、決勝進出者が決定した時点で天山の優勝が決まっていたような展開。
個人的に天山が嫌いだということが影響しているのは間違いない(なぜ嫌いか語らせると2時間は堅いのでココでは省略)のだが、この時期に彼が優勝することによって新日本が得られるメリットが全く見えてこない。
この後の展開を考えると永田、中西あたりが優勝した方が、よっぽど面白いのではないかと思うのだが。
棚橋にとっては、レスナーに勝ち逃げされトーナメントでベルトを手に入れた王座の正統性を補完するための絶好の機会だったにも関わらず、準決勝に進出できないし。
相変わらず棚橋もヘタレだ。
G1を制したことによって、天山のIWGP王座挑戦の機運も高まっているようだけど、天山−棚橋戦なんて見たいか?
まぁ 過去にもG1を制しておきながらIWGPに挑戦できなかったり、王座についても40日前後で陥落している天山のことだから、この件について ワタシは完全にスルーです。
しかし、新日本には、どうにも新しい展開を見出せない。
単発的な打ち上げ花火に終わらず「まっとうなプロレス」を継続していくしかないのだが、非常に時間のかかる作業。
マクロ的には縮小再生産の方向に向かっているとしか思えない天山G1制覇のニュースでした。
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おいらも天山サンに乗れないなぁ。
日ごろのマイナスをG1で返却しているようで、
どうせまた・・・。そんな気にさせる選手です。
いい人だとは思うけど。
投稿者: とおりすがり at 2006年08月14日 21:50